千話


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    狼との共存を模索する 
    2013.11.04 Monday
    リアル脱出ゲーム「人狼村からの脱出」ってイベントに参加してきた。

    脱出ゲームは2度目だけど、前回はダンガンロンパっていう人狼系の推理ゲームの企画イベントだったので、元ネタのない脱出ゲームに参加するのは初めて。

    ネタバレ厳禁なので、謎解きに関する詳しい話はしないけど、参加した感想だけ書くと、全問正解で脱出成功したけど、ゲーム自体はおもしろくなかった。

    脱出ゲームってどれもあんな感じなのかしら。
    わたしの想像していた脱出ゲームは、事件が起きて、その現場を調査して、そこから得られた情報で犯人をつきとめたら脱出!みたいな感じだったんだけども…全然違ってて、勝手に期待してがっかりするのも申し訳ないが、まあ、がっかり…しちゃうよね。

    何て言うか、ストーリー性がないんだよなあ。

    人狼ゲームがベースになってるので、当然殺人が起きるんだけど、犯人は人狼(村人に化けた狼)だから、動機はないし、トリックもないし、ただ夜になれば殺人を犯すだけ。

    動機もトリックも皆無だから、現場検証から証拠を集めて犯人を特定していく流れにならないんだよね。

    事件とは無関係の、脳トレみたいな難易度の低いパズルをいくつか解いて、それを解くと犯人に関するヒントが得られるので人狼を特定するっていう流れなんだけど、このヒントも事件と関わりがあるわけじゃなく、あくまでも人狼の外的性質に関することだけで、消去法で簡単に犯人を絞り込めるの。

    やってて感じたのは、最初にアンサーがあって、それを軸に登場人物や物語を作っていったんだろうなーというシナリオの浅さ。

    主催は素人集団ではない…んだよねえ。
    妹がやってる素人劇団のような若干のアマチュア臭がするんだけど。

    ダンガンロンパの脱出ゲームは、ゲームの設定を利用してるので、今回よりはストーリー性があったんだよなー。
    もっとも構成としては微妙だなあと思ったんだけど、一応推理した感がある内容だったので、今回よりはマシかなあ…うーん。

    ダンガンロンパの方は、前半は事件とは無関係の脳トレクイズを解いて、その正解数に応じて次の推理ゲームのヒントがもらえるという流れ。
    推理パートがあるのでおもしろかったんだけど、この推理自体がすっごい簡単なものだから、正直ノーヒントでも解けちゃうんだよ…前半のクイズ何だったの?って感じ。

    まあ、ダンガンンロンパっていうゲームが好きな人に、ゲームの雰囲気をリアルで味わってもらうのが目的だと思うので、難解な謎に挑むことを目的としたイベントじゃないから、あの程度でいいのかもしれないけど、アレはアレで微妙だった。

    ただの脳トレクイズなら、アプリでもひとりでも楽しめるので、現場で推理がしたかったんだけどなー。
    脱出ゲームっていうのは、わたしが想像していたものと違うんだなー。合わないや。

    そういえば、スマホアプリでやった人狼ゲームもまったくおもしろくなかったので、もしかして人狼ゲーム自体がわたしに合わないのかも。

    動機やトリックのない殺人は、解いても全然おもしろくないってことが分かっただけ有意義でした。

    | 観たもの | 23:03 | comments (x) | trackback (x) |



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